新教育取材班情報…日比谷高校へ取材に行きました。
入試問題の自校作成,特別選考の実施,進学重点校に指定と,都立日比谷高校は毎年新しい試みを行っています。これらを含め,選抜制度のこと高校生活のことについて教頭先生からお話を伺いました。
2002.05.16取材
1. カリキュラムについて 
国公立大入試に対応するため,1・2年次は共通履修とし,社会と理科を2科目ずつ学びます。そして3年次より文系理系と分かれてそれぞれの進学志望を実現するべく関係教科を集中的に学習します。
授業形態は学校完全5日制でも授業時間数を確保するため,45分7時限授業を実施します。また2時限目と3時限目は同じ教科を配置し90分集中授業になるようにしています。本校は伝統的に前後期の2期制となっているため定期考査は4回ですが,授業毎に確認のための小テストを行うなど,きめ細かい指導を行い,また1年後期から8,9時間目に数学の特講(自由選択)をとることが可能です。
さらに2年生の数学は,到達目標別多展開授業を行っています。


2. 土曜日の活用について 
土曜日はPTA主催で,現役大学生のOB,OG(サポートティーチャー)による自習支援を行っています。これは昨年6月から実施しているものですが,希望者が150人を超えており好評です。
現在,東大,早稲田大,ICUなど10校20名のOB,OGの方に協力してもらっています。

3. 補習・補講 
現在でも生徒の学習状況に応じて各教科毎に放課後や長期休業中に補習・補講を実施しています。今年度はさらに組織的に行っていく予定です。

4. 入試問題の自校作成について 
国語・数学・英語の3教科は独自入試の問題になります。その目的は,受検生の「思考過程を大切にし,じっくりと思考・判断し,表現する能力」を見ることにあります。
また,従来の都立高入試問題では平均点が高く,ちょっとしたケアレスミスが合否に影響することもありました。自校作成問題によって受検生の真の学力をはっきり見ることができるようになりました。
この入試の結果は入学後の学習指導に役立てていきます。
日比谷高をめざす受験生のみなさんは,中学校の教科書中心に勉強をしていけば解ける問題なのでそれほど心配することはありません。ただ,単純に答えを出すだけでなく,どうしてそうなるのかその答えに行き着くプロセスをよく理解するようにしてください。

5. 特別選考(平成14年度入試)  
募集人員の8割は得点と内申を7:3の配分で換算した総合得点(1000点満点)に「志願理由書点」(50点満点)を加えて選抜します(1050点満点)。
残りの2割は総合得点に,内申点の「5」の数(100点満点に換算)と「志願理由書点」を100点満点にしたものを加えて選抜します。入試では実力が発揮できず最初の8割に入れなかったが,普段の中学校生活に一生懸命取り組んでいる生徒をとろうというのがこの2割の選抜の趣旨です。


6. 校風 
日比谷の校風はひとことで言うと「明るく,元気」です。特に1,2年生は厳しい入試に挑戦し,それを乗り越えてきた生徒ばかりなので,とても活発に毎日の学校生活に取り組んでいます。
このようなチャレンジ精神をもっている受検生の皆さん,一度日比谷高に見学にきてください。そして日比谷を好きになってください。


7. 授業公開 
日 時 6月:24日(月)(※),25日(火),26日(水),27日(木),28日(金)
10月:12日(土),
11月:18日(月),19日(火),20日(水),21日(木),22日(金)
各9:20〜12:45
対象授業 1・2年生の2時限目から5時限目の授業
参観対象者 受検希望の中学3年生とその保護者,在校生の保護者
申し込み 2週間前までに事前に申し込みが必要です。
問い合わせ申し込みは,柴田教頭先生,赤羽根教頭先生まで
※6月24日(月)の授業公開は1,2,4,5時限目の授業になります。
日比谷高校ホームページアドレス http://www.hibiya.ed.jp