| 平成15年度都立高校入試の変更点 |
| このほど、東京都より平成15年度の都立高校入試の選抜方法について発表がありました。下記に概要をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。 |
| 2002.06.13発表 |
| 1. 概 要 |
| (1) 普通科を受験する際の学区制が完全に撤廃される。 (2) 調査書の評定を従来の「相対評価」の評定から「絶対評価」の評定にする。 (3) 都立高を受験する生徒は全員「自己PRカード」を提出し,選抜の資料とされる。 (4) 高校は生徒が「自己PRカード」を書く際の参考にするため,「本校の期待する生徒の姿」を示す。 |
| 2.変更点 |
| 項 目 | 内 容 |
| 調査書の内容 | 1.「必修教科の評定」は絶対評価による5段階の評定にする。 2.「選択教科」は従来通り絶対評価(ABCの3段階)による評定とする。また,教科の内容がわかるよう新たに「選択教科の内容」欄を設ける。 3.「総合的な学習の時間」欄を新設する。 4.調査書の各教科の評定は従来通り第3学年の成績とする。 |
| 自己PRカード | 1.調査書には記載されない受験者の意欲や活動の状況等を,多面的に評価するため「自己PRカード」を導入する。 2.その項目は「入学を希望する理由」「選択教科や総合的な学習の時間」「諸活動の状況及び実績」とする。 3.高校は自己PRカードを評価して点数化(満点は100点以上)する。 4.自己PRカードは推薦入試,第一次・分割前期募集,第二次・分割後期募集のどの入試でも活用する。 |
| 本校の期待する生徒の姿 | 1.すべての都立高校は,その特色を受験生にわかりやすく示すため,「本校の期待する生徒の姿」を作成し公表する。 2.「本校の期待する生徒の姿」は受験者が「自己PRカード」を書く際の参考となるよう具体的な内容とする。 |
| 推薦の選考方法の明確化と特色化 | 1.選抜資料の配点等を公表する。 2.推薦入試で小論文を導入することができる。なお,一般入試も同様とする。 |
| 3. その他の検討課題 |
| 1. 推薦入試の募集枠について 推薦入試の倍率は一般入試よりも高くなる傾向がある。特に芸術科・保健体育科は募集枠が定員の20%と狭いこともあり,例年高倍率になっている。この募集枠は,他道府県の同一の学科と比較しても低い状況にある。商業科の募集枠も20%だが,枠拡大を望む声が強い。 このように推薦入試の高倍率化に対応するためには,募集枠を20%に設定している学科を,30%程度まで拡大する必要がある。特に芸術科・保健体育科・商業科は早急に実現する必要がある。また,普通科の特色ある学校も拡大する必要がある。 2.特別選考実施校の拡大 特別選考は14年度入試では19校で実施したが,生徒の多様な個性に対応した選抜方法なので今後も実施校の拡大をはかる。 15年度入試から自己PRカードが都立高全校で導入されることに伴い,これまで特別選考実施校だけが提示していた「選考上重視する内容」を「本校の期待する生徒の姿」として公表し,「志願理由書」を「自己PRカード」に代えて提出を求めることとする。 また,募集人員の8割または9割部分の選考は,他の都立高の選考と同様とする。残りの1割または2割の選考は,「調査書」「学力検査の結果」「面接等の結果」「自己PRカード」のいずれかを選抜の資料として,学校の特色にもとづいた選抜を行うものとする。 3.男女別定員制の緩和の見直し 男女別定員制の緩和は,14年度入試では62校が実施した。多くの実施校において緩和による効果が見られる一方で,受験倍率の低下により効果が上がらなかった学校や,結果として女子の合格者が増えることから男子の応募者が敬遠する学校がでるなど課題も生じてきている。そこで,実施校の中で,過去数年にわたり低い倍率により効果が上がらなかった学校については実施を見直し,より必要度の高い学校で実施する。 4.分割募集実施校の拡大 分割募集は14年度23校で実施した。実施校は増加しているが,いまだに第一次募集と比較して高倍率となっている。そこで実施校の地域のバランスを是正することも含め旧1,3,7,10学区等に実施校を設定することや実施学科のバランスも考慮する。 |
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